スペシャル企画6
SUPER-OLYMPUSというカメラ
戦前のセミオリンパス(1936年〜)から始まったオリンパスのスプリングカメラは、オリンパス シックス シリーズ(1940年〜)に発展していった。
1940年に初代のオリンパス シックスを出した後、翌年背面のカウンター窓を変えた改良を加えた後、1943年にレンズの構成を変えたズイコーSレンズ付きのオリンパス シックスが発売された。
初代からレンズは、ズイコー 75mmF4.5(T型)とズイコー 75mmF3.5(U型)の2種類が用意され、2機種あったので、このズイコーSレンズに変更後も、ズイコーS 75mmF4.5(T型)とズイコーS 75mmF3.5(U型)付の2機種用意された。
 そして、このSレンズ付きは、初代と区別するために、背面の皮に「SUPER−OLYMPUS」と刻印されているので、2代目オリンパス シックスではなく「SUPER-OLYMPUS」と呼ばれている。
この度、その貴重なF4.5付を入手したので、戦前最後のオリンパス シックスとしてご紹介します。
2009.3. スズキ


SUPER-OLYMPUS
戦前の物なので、傷みが激しく、皮に刻印された文字は見難い。
外観は、初代のオリンパス シックスとほぼ同じ 背面には、セミ判と6×6判の窓がある
レンズを収納したところ シャッターはKOHO、レンズはZuiko-S





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